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岩清水欽太(原嘉孝)

2026.01.16up

1月17日(土)よる11時40分スタート
“信念”が人を動かす
原嘉孝が体現する、熱く芯のある警官
「ロンを何とかしてやりたいという強い思い」

なにわ男子の大西流星とtimeleszの原嘉孝がW主演を務める土ドラ『横浜ネイバーズ』(東海テレビ・フジテレビ系/毎週土曜23時40分)。原作は岩井圭也による同名の大人気小説。
大西が演じるのは、中華街で育った“頭は切れるのに怠け者”という一風変わったニートの青年・小柳龍一(通称:ロン)。原が演じる兄貴分の刑事・岩清水欽太(通称:欽ちゃん)や仲間たち“ネイバーズ”と協力しながら、さまざまな事件に挑んでいく。
横浜を舞台に、人情とミステリーが交差するヒューマン・エンターテインメント。

今回は、連続ドラマで初主演を務める原嘉孝に、 真正面から向き合った警官・欽太という役について役者としてたっぷりと語ってもらった。

Season1は“信念”の物語

Season1を通して描かれているのは、「信念」です。
欽太にとって、ロンを何とかしてやりたいという強い思いが、すべての行動の原動力になっています。その気持ちが、物語を前へと進めていたと感じています。
一方で、ロン自身も「親仁善隣」という教えや価値観を背負っていて、その考え方が物語の大きなテーマになっています。
両方が重なり合うことで、Season1全体を貫く“核”が生まれているのだと思います。

根底にあるのは、正義感と兄貴肌

信念の部分は、自分と欽太はどこか似ている気がします。まっすぐな性格だからこそ、良くも悪くも周りが見えなくなってしまう瞬間があるところは、共通しているかもしれません。
その根底にある正義感や、兄貴分のように仲間を引っ張っていくところについては、僕自身もわりと面倒見がいいほうだと思っているので、そういう点が似ているなと感じます。
似ていないところは……まず、あそこまで髪はボサボサじゃないです(笑)。
あと、欽太ほどの甘党でもありません。作中では甘いものを選ぶことが多くて、撮影中は少し体重が増えました。

ネイバーズとの空気感、宿る絆

ネイバーズのメンバーと一緒にいるときの感覚は、とても大切にしています。何年もこの街で彼らを見守り、同じ時間を過ごし、一緒にたくさんご飯を食べてきた。そういう前提を、毎回思い出すことで、自然と表情の緊張もほぐれます。心を許した、どこか可愛い弟分たちと向き合っているような気持ちになれるんです。
事件に向き合う場面では、どうしても眉間にしわを寄せることが多くなりますが、ネイバーズといるときは、役としても自分自身としても、少しリラックスできていた感覚がありました。
その空気感があったからこそ、気持ちの切り替えもしやすかったんじゃないかなと思います。

所作に刻まれる、警官としての成長

岩清水欽太(原嘉孝)

――初めての警官役で、意識したことは?

警察に勤めている友人がいて、まず基本的なところを教えてもらい、イメージを膨らませていきました。
冒頭の回想シーンでは、まだ交番勤務なんですよね。その後、昇進し、実は比較的順調にエリート街道を歩んでいる人物です。そうした流れを整理していく中で、「欽太は仕事ができる人なんだ」という意識が、はっきりと生まれました。そこから、立ち姿や歩き方、声のトーンなども自然と変わっていった気がします。
回想の中で初めて死体に直面する欽太と、現在の時間軸で死体に慣れている欽太とでは、同じ状況でも受け取り方や立ち居振る舞いが違うはずです。それが伝わるように演じ分けました。

もし警察官なら、欽ちゃんみたい

―――自分に近いキャラクターは?また演じてみたいキャラクターは?

欽ちゃん以外で言うと、マツに惹かれますね。
自由な雰囲気を持っていながら、実はとても仲間思いなところがあって、そういう部分に魅力を感じます。
熱くてピュアな一面もありますし、自然と周りから愛されるキャラクターだと思います。

―――原さんが警察官だったら、どんな警察官になっていそうですか?

欽ちゃんと、あまり変わらないんじゃないかなと思います。欽ちゃんを演じてきたことで、彼の人生そのものが、いつの間にか自分の中に入り込んできているのかもしれませんね。

切っても切り離せない存在、それが家族

―――今作は家族の物語でもありますが、原さんにとって家族とはどんな存在ですか?

家族は、切っても切り離せない存在。
真っ先に助けたいと思うのは家族ですし、いつも支えてくれているのも家族だと感じています。
誕生日のたびに、今でも集まるようにしていて、集まれない時は、必ず連絡は取り合っています。
「出演している映画を観に行くよ」というやり取りを通して、いつも楽しみにしてくれているんだなと実感します。

素でいることが、つながりへの近道

―――隣人=ネイバーズが今作のテーマの一つですが、人とのつながりで大切にしていることは?

できるだけ素の自分でいることが大切だと思います。作った自分で人と向き合っても、結局は遠回りになってしまう気がします。だから、裏表を作るのではなく、まっすぐ相手と向き合って、正直にぶつかること。
その積み重ねの中で生まれる関係性こそが、自分にとって大切な「人とのつながり」なんだと思っています。

「ネイバーズだより」
大西流星×原嘉孝②

「アイドル」、「俳優」、スイッチの切り替え方

大西:アイドルのときは、メンバーがいるので、本当に何も考えずにそのままでいられます。
関西人ということもあって、自然と会話も盛り上がりますし、場の空気も明るくなるんです。
でも俳優の現場になると、自分から動かなきゃいけないし、初めてお会いする方も多いので、より意識的に社交的になって、いろんな人と話すようにしています。

原:気を遣ってくれているんだね。

大西:いやいや、全然ですよ。原つぁんには、何も考えなくてもいいんです(笑)。

(2人:爆笑)

原:俺にとっても全然違うね。アイドルとしての自分は、わりと素のままでいられる。
でも役者としての自分は、まったく別の“誰か”になりきる必要がある。
「カメラ、スタート!」と言われた瞬間に、どれだけ自由な体と心でいられるか。それが大切なんだと思う。
その“自由”を得るために、どれだけの準備を積み重ねられるか。 そこまで含めて、役を引き受ける仕事なんだと思ってる。

「役になる」前の、2人のスイッチ

原:本番前に、一度目を閉じて深呼吸をすることがあります。自分を一度リセットして、“自分を捨てる”という感覚だね。役をトレースして、その人物の中に入り込むようなイメージ。

大西:僕も似たようなことをします。一回目を閉じて、自分を一度“空”に置くというか、高いところに置いておくんです。そして、もうひとつの棚からロンくんを取り出してくるような感覚。スイッチのオン・オフみたいに単純に切り替えるというより、物理的に“入れ替える”感覚に近いです。

原:なるほど、じゃあやっていることは結構似ているね。

大西:そうですね。でもそれもキャラクターによって違うと思います。ロンくんみたいな役なら、少し気持ちを明るくウキウキさせておいた方がいいとか、シーンによっても変わりますね。

原:すごく暗い役をやるときは、めちゃくちゃ暗い曲を聴いたりする。
部屋を真っ暗にして、その中で過ごしたりも・・・

大西:それは楽屋でですか?

原:そうそう。楽屋でやることもある。特に舞台のときとか。

大西:たしかに、それは役に入りやすそうですね。